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鍼灸の基礎知識

お肌も身体も整えられる!美容鍼の嬉しい効果やエステとの比較、持続時間などを解説!

お肌のケアといえば、エステサロンをイメージされる方が多いのではないでしょうか?実は美容鍼(びようしん・びようはり)にも、エステに負けない美容効果があります。

本記事では、美容鍼の効果やエステとの違い、効果の持続時間やデメリットなどを解説します。

美容鍼の施術を受けるかどうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

美容鍼とは?

まずはじめに、美容鍼とはどのような施術かを説明します。

美容鍼は、専用の鍼を使用し、顔(場合によっては身体)に刺激を与える施術です。顔のシワやシミ、たるみ、ほうれい線、クマなどに効果があります。

顔の皮膚は、簡単にいえば「表皮(ひょうひ)」、「真皮(しんぴ)」、「皮下組織(ひかそしき)」という3つの層から成っています。

鍼で皮膚の真皮に微小な傷を与えることで、この傷を修復するための「自然治癒力(人間が生まれながら持っている身体を回復させようとする力)が作用します。そうしてハリや弾力性を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」の生成が促され、お肌の状態が改善されるのです。

化粧水や美容液をつけると、皮膚の表面(表皮)には良質な成分が行き渡ります。しかし皮膚の奥(真皮)にまでは届きません。日ごろスキンケアを念入りにしているのになかなか効果が実感できない時があるのはこのためです。

日々のスキンケアでは効果が感じられない、根本からお肌のハリや弾力性などを取り戻したいという方は、美容鍼を試してみるとよいでしょう。

美容鍼にはどんな効果がある?

美容鍼の効果について、もう少し詳しく見ていきましょう。

表情筋への効果

美容鍼は表情筋に直接アプローチし、お顔のコリや硬さを緩めて本来あるべき状態に戻します。

顔の片側だけ、ほうれい線や目尻の笑いジワが気になるという方が多く見受けられます。これは笑ったり怒ったりするときの表情のくせによって、表情筋がこり固まっていくためです。美容鍼を打つことで、こり固まった表情筋を緩められます。

また、緊張やストレスなどにより交感神経が優位になりすぎていると、顔の筋肉の中に張り巡っている血管が収縮して血流が悪くなります。美容鍼は交感神経の活動を緩められるので、血管が拡張して血流がアップし、筋肉がほぐれます。

顔と身体両方への効果

美容鍼はお顔だけでなく、身体の不調にも効果があります。

血行不良が一因で引き起こされる肩こりや冷え性、むくみなどの症状が改善できます。また、自律神経・女性ホルモンバランスの乱れにより起こる生理不順、更年期障害、不眠などにも効果があります。他にも、神経痛や腰痛などの痛みの緩和、花粉症やアレルギーなどの免疫系の不調改善も期待できるんです。

お肌の状態と身体の状態はつながっています。血行不良や自律神経の乱れ、女性ホルモンの乱れを放置しておくと、お肌の老化がさらに加速します。

お肌も身体も一緒に整えたい方には美容鍼がおすすめです。

美容鍼の効果はすぐに実感できる?どのくらい効果が続く?

美容鍼には即効性が期待できます。ほとんどの方が美容鍼の施術を一度受けただけで、リフトアップや小顔効果などを実感します。

効果の持続時間は、はじめて美容鍼を受ける方で約1〜2週間が平均的です。ただし、年齢や肌の老化の具合によってかなり個人差があります。施術を重ねていくことで、効果の持続時間が伸びていきます。

美容鍼を受けたことがない方は、1〜2週間に1回ほど施術を受けるのがおすすめです。効果が定着してきたら、鍼灸師と相談しながら徐々に間隔を空けていくのがよいでしょう。

お顔と身体への効果を安定して実感してもらうためには、無理がない範囲で定期的に通っていただくことが一番大事なポイントです。

美容鍼とエステの違いは?

美容鍼とエステにはどのような違いがあるのでしょうか。

美容鍼とエステの違いの1つは、どのようにお肌にアプローチするかです。

エステはお肌の外側からアプローチし、さまざまなお肌のトラブル・不調を改善します。また、滞ったリンパを流すために顔や首回りを揉みほぐすので、リラックス効果が得られます。

それに対し、美容鍼はお肌や身体の内側へアプローチし、トラブル・不調を改善していきます。お肌の血行促進やフェイスラインの引き上げ、シワへのアプローチ、また副次的な効果として自律神経やホルモンバランスを整えることができます。

もう一つの違いは、施術を行うにあたって資格が必要かどうかです。

エステを行う場合は、国家資格や民間資格が必要ありません。そのため施術を行う人によって知識や技術にばらつきが生じることがあります。

一方で美容鍼の場合は、鍼灸の国家資格が必要になります。東洋医学に基づき、専門的な施術やアドバイスが可能です。

美容鍼のデメリットや副作用は?

さまざまな効果が期待できる美容鍼ですが、施術にあたって何か注意しないといけない点がないか気になりますよね。

美容鍼の副作用はほとんどありません。あえてデメリットをあげるとすれば、「お顔の内出血」と「若干の痛みを感じる」という点です。

美容鍼による内出血

内出血は、簡単にいえば鍼によって毛細血管が傷ついたときに、漏れた血液が一定期間、皮下に残って起こる現象です。残念ながら、毛細血管を完全に避けて鍼を打つことは不可能なので、鍼による内出血を100%回避することはできません。

ただし、「細かい鍼を使う」「鍼を打つ・鍼を抜く技術を高める」など鍼灸師の技術次第で内出血のリスクを減らすことは可能です。

万が一内出血が出た場合でも、小さいものは数日、大きいものでも2週間程度で必ずきれいに消えます。大事な予定の前に美容鍼を受ける場合は前もってご相談ください。

美容鍼による痛み

お顔には無数の痛覚が張りめぐらされているため、部位によっては若干の痛みを感じることがあります。

痛みの感じ方には個人差があります。美容鍼の痛みはそこまで気にならないという方が多いですが、痛みが心配な方は鍼灸師に相談するとよいでしょう。

どのような人が美容鍼を利用しているの?

お顔周りの肌トラブルに悩んでいる女性がよく美容鍼を利用されます。早ければ20代から美容鍼施術を受け始める方もいます。

美容鍼を受けに来られるお客様の年代別の悩みは下記のとおりです。

※当院(なかがわ鍼灸院)に来院されたお客様の統計になります。

当院に美容鍼に来られるお客様の年代別のお悩み(主なもの)

20代 目の下のクマ、小顔
30代 リフトアップ、小顔
40代 ほうれい線のシワ、目尻の小じわ、リフトアップ
50代 リフトアップ、ほうれい線や目尻のシワやたるみ
60代 顔全体のシワやたるみ
70代 顔全体の深いシワやたるみ

美容鍼は自分のもつ自然治癒力で肌を改善していくため、自然治癒力が落ちている方や年数をかけてシワやたるみが深く刻まれた方は、効果が出るまでに時間がかかる場合があります。

肌トラブルが気になり始めたら、できるだけ早い年齢から美容鍼をお試しいただくことをおすすめします。

まとめ

美容鍼はお肌の内側からアプローチし、自然治癒力を引き出すことで肌トラブルを改善します。お肌だけでなく、身体の不調改善の相乗効果も期待できます。個人差はありますが、施術を受けてすぐに効果を実感される方も多いです。

年齢が若い方ほどより早く効果がでるので、肌トラブルにお悩みの方はぜひ早めに美容鍼をお試しください。

なかがわ鍼灸院のご紹介

島根県江津市にある鍼灸院です。国家資格を持つ経験豊富な鍼灸師が、美容鍼の施術を行います。丁寧に問診を行い、お客様にとって無理のない施術を心がけています。

当院では、美容鍼をした後に身体の鍼治療を行う「美容鍼トータルケア」コースが人気です。顔と身体の両方からアプローチすることで、体の痛みや不調を取り除いて血流を促進し、お顔のケアの効果もさらにアップします。

身体の鍼治療は、痛みや不調の原因となる部分を動かしながらツボ・筋肉を刺激する「うんどう鍼」という手法を用いており、こちらも効果に驚かれるお客さまが多いです。

島根県で美容鍼・鍼治療をお探しの方は、ぜひ一度なかがわ鍼灸院にお越しください。

ご予約はこちらから!

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